ぬるい生活のはじまり

ご訪問ありがとうございます。
つまらないブログですがどうぞごゆるりと。

専門学校に通う為に親元を離れ札幌に住むことになりました。
正直な所、親から離れ自由な生活をしてみたかったですね。
当時用意してもらったのが学校から程近い下宿でした。
家賃は月５万円。仕送りは１０万円でした。

今の私からすると驚きの内容でしたが当時は特に気にする事
などないばかりかお金にも興味がなく残すでも貯めるでもなく
当然のように毎月使い切っていましたね。

よく若い頃に苦労しなさいといいますが
意味どころか苦労の仕方すら知らなかった。

たまに実家から缶詰やら食料品が送られてきても同じ下宿の
仲間に振る舞い、食事がまずいといっては部屋でガスコンロを
使いよく肉を焼いてました（確かにおいしくはなかったですが…）

学校帰りにはパチンコに行くようになり仕送りだけでは足りなく
なり仕方なく近所の個人経営の食堂でアルバイトをはじめました。
時給は最低だったと思いますがまかないはおいしいし洗い物や
盛り付け等といった簡単なバイトだったので楽しかったですね。

そこで働いていた２０台半ばの社員さんにかわいがって頂き
仕事帰りにすぐ近くの場末のスナックのような所に飲みに行く
ようになりました。

田舎のスナックなので客層は地元の年配者が多く私のような
子供は珍しいし飲みっぷりも良かったので他のお客さんから
よくご馳走になりました。楽しかったし居心地も良かった。
綺麗なお姉さんはいるしハマルのに時間はかかりませんでした。

そんな事を繰り返しているとそのうち店のママから一言。
うちで働いてみない？


宜しくお願いします。が私の返答でした。



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